映画月間＃ラッシュライフ

ラッシュライフ見ましたー。


…どこが繋がっていたんだろう。。


ほぼ独り言。

４人の主人公による、４つの作品が一つに繋がる、という映画です。
その４つの作品それぞれに、東京芸大の学生さんが監督として撮った作品なのですが…

学生が撮った、とかそう言う所は評価の対象としてはおかしい気がしますし、
この作品に是非とも、と取り組むことは大事ですし。


普通に見ていると、オムニバス映画のような印象です。
ですが、オムニバスと言えど、各作品が独立しすぎると、この作品の場合は全く意味のないものとなってしまうんですよね。
各々のパートが複雑に絡みあって、一つの物語がまた一つの物語へとつながっていく、というのが原作での魅力だと思うので。
原作の表現での時系列のズレは…まぁ、いいや。


ですが…４つの作品、それぞれに繋がっていたかなぁ…？


原作を読んでいない人には、繋がりを感じることは難しいと思います。
「繋がった４つの話」なのか「独立した４つの話」なのかを見分ける所から難しいと思う。
読んでいると「あーあのシーンか」と思う所で、未読の人だと「どうしてこのパートでこの人が出てくるの？」と思わざるを得ないシーンもちらほら。
本当に複雑に絡んで一つの時系列として繋がっているので、それがほとんど表現されなかったことが残念です。

それぞれがそれぞれでふらふらと一人歩きしちゃった感じ？


映像の見せ方については随分と考えて撮っているな、と思いました。
でも河原崎パートは考えすぎて失敗した感が否めない…
写し方にこだわった分、映像の存在感だけが妙に浮いてしまったのかな。
あとは俳優さんの存在感。出演者に支えられている所は大きいです。
それにストーリーがついていけてなかったような気がします。




なんて言うかなー、大事なシーンを飛ばしすぎて結論に納得がいかない所が多すぎました。
特に最後の豊田のシーンが…
あの豊田さんなら戸田の申し出受けるよ絶対…



と言うか仙台はーー？？？ｗｗｗｗ